みなさん、こんにちは!

この春(令和5年度)から、中体連主催大会に地域スポーツ団体(陸上クラブチーム)も参加できることが発表されました。

これにより、学校に陸上競技部がない生徒も中総体など陸上大会への出場がしやすくなります。

そこで今回は、部活動とクラブチームそれぞれの特徴を、メリット・デメリットを比較しながら考えてみました。

目次

1.部活動のメリット・デメリット

2.クラブチームのメリット・デメリット

3.部活動とクラブチーム両方所属する場合

4.クラブチームを選ぶ際のポイント

5.まとめ

1.部活動のメリット・デメリット

まずは部活動のメリットから考えていきましょう。

・学校の校庭が使える

陸上競技の練習をする上で、練習場所の確保は最重要課題です。他の部活動と譲り合って使うケースもありますが、グラウンドで練習できることは最大のメリットと言えるでしょう。

・部員が学校生活を共にする仲間である

気心知れた仲間と競技をすることで、安心感があります。

・部での活動が学校内で評価される

これは学校にもよりますが、部活動での活躍は校内で評価してもらえるケースがあります。

一方デメリットは?

・専門の指導者がいないケースがある

部活動の顧問の先生は、必ずしもその競技に精通した人とは限りません。人員の都合で未経験の先生が顧問になるケースもよくあります。

・同じ学校内に同志がいない

部員はいても、その取り組み方は様々です。同じ種目の選手がいなかったり、同じ情熱をもった仲間がいないケースもあります。

2.クラブチームのメリット・デメリット

次にクラブチームのメリットについて考えていきましょう。

・専門知識や資格を有し、経験豊富な指導者が指導に当たる

クラブチームの指導者は、基本的にその競技に精通しているため、より専門的な指導を受けることができます。

・色んな学校から集まる同志と練習ができる

クラブチームに集まる生徒達は、その競技をやりたくて集まっているため、同じ目標をもって練習に打ち込むことができます。

・たくさんの大会に出場できる

中体連主催の大会以外にも様々な大会に出場するチャンスが広がります。

一方デメリットは?

・学校から遠い場合がある

通いたいクラブチームが近くにあるとは限らないため、練習場所への移動に時間が掛かるケースがあります。

・リレーや駅伝には出られない場合がある

中体連主催の大会の場合、リレーや駅伝のチーム競技は、学校単位での出場となることが発表されています。中体連主催の大会以外のリレーや駅伝には、出場できます。

・民間団体がやっている場合が多く、月謝など費用が掛かる

ボランティア団体による陸上クラブもありますが、従来の部活動と比べると月謝やユニホーム代等費用が掛かります。

3.部活動とクラブチーム両方所属する場合

以上、部活動クラブチーム双方のメリット・デメリットをまとめました。

環境にもよりますが、部活動とクラブチームの両方に在籍する場合があると思います。

その際は、オーバーワークに気を付け、双方の指導者で連携をとったり、生徒自身が常にそれぞれの指導者に練習の状況を伝えることが大切です。

4.クラブチームを選ぶ際のポイント

クラブチームで競技をしたいと思ったら、実際にクラブチームを探すことになります。

クラブチームによって、短距離・長距離・跳躍・投擲と種目がある中で、指導者が得意としている種目が分かれます。

もし、既に取り組みたい種目がある場合は、その種目に強いクラブチームを選ぶといいですが、自分に合った種目がまだ分からず、これから模索したい場合は、どの種目もチャレンジできるクラブチームを選ぶといいです。

5.まとめ

以上、今回は陸上競技における部活動とクラブチーム(陸上クラブ)の違いを比較してみました。

子ども達にとって、選択肢が増えることはとてもいいことだと思います。

もし、「切磋琢磨できる仲間がほしい」など、クラブチームをお探しの方は、是非一度「BEAT AC 」へお問い合わせください。

ぜひ自分に合った環境を見つけ、思い切り陸上競技に取り組んでほしいです。

〈参考〉

令和5年度の東京都中体連公式競技会の参加方法について(http://www.tokyoctr.com/)内